防水改修工事とは、防水工事によって設けられた防水層をリニューアルする工事のことです。
防水層には耐用年数がありますが、当然ながら建物寿命より長いということはないので、外壁の塗り替え同様、早かれ遅かれ防水改修工事は必要です。
新築で行う防水工事と違い、その時の防水層の状態や、工法などをきちんと調査・診断し、リニューアルすることが求められ、材料の選定や、どのような方法で改修をするかも重要になっています。
もちろん、材料が良くても、技術が伴っていなかったり、材料と相性の合わない方法で改修を行うと、防水層に不具合が出る可能性があり、トラブルの原因になります。
防水層の改修には、大きく分けてまず2種類の方法があります。
【既存防水層を撤去する方法】と【既存防水層を撤去しない方法】があり、最近では、この【既存防水を撤去しない方法】が主流となっています。
ここでは、その理由をご紹介いたします。
既存の防水層を撤去することから、撤去してから新しい防水工事が完了するまでに雨が降ると、高い確率で漏水が発生
多くの廃棄物が発生するので、その処理に多くの費用が発生
既存の防水層の撤去工事が発生することから、工期が延びる
騒音・振動の発生などの問題
既存防水層の撤去に要する工期と工事費用が不要
工事中に降雨があっても比較的に漏水事故が少ない
騒音や振動などが少ない
脱気装置取付け
脱気装置 | 標準価格 | 備考 |
---|---|---|
SRステンレスベント | 17,000円/箇所 | 標準として50m2~100m2に一つ取付けてください。 |
SRパラベント | 12,000円/箇所 | 10mに1箇所の割合で取付けてください。 |
プライマーオプション
プライマー | 用途 | 使用量(kg/m2) | オプション価格(円/kg) |
---|---|---|---|
サンPC-F | 速乾タイプ 一般モルタル・コンクリート用 | 0.2 | 標準価格 |
サンPC | ウレタン下地改修用 | 0.2 | 標準価格 |
PW-100プライマー | 環境対応型 一般モルタル・コンクリート用 | 0.3 | 標準価格+400 |
サンPC-U2 | 一般モルタル・コンクリート用/新設コンクリート・雨天対策用/鉄部用 | 0.2 | 標準価格+400 |
PE-670プライマー | 金属下地用 防錆剤入り | 0.2 | 標準価格+400 |
サンPC-FV | 塩ビシートFRP下地用 | 0.1 | 標準価格+100 |
PE-900プライマー | 高目止めタイプ 一般モルタル・コンクリート用 | 0.3 | 標準価格+400 |
仕上げオプション
仕上げオプション | 表示記号 | プライマー | リムスプレー銘柄 | オプション価格(円/㎡) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
F-1000 | R-2000 | V-3000 | ||||
ハルスハイブリッド 平滑仕上げ | HG | - | ○ | ○ | △ | 標準価格+700 |
ハルスハイブリッド 粗面仕上げ | HG・NS | - | ○ | ○ | △ | 標準価格+900 |
遮熱ハルスハイブリッド 平滑仕上げ | HGサーモ | - | ○ | ○ | △ | 標準価格+900 |
RMトップ平滑仕上げ | RM | - | ◎ | ◎ | ◎ | 標準価格 |
RMトップ半艶仕上げ | RM半艶 | - | ○ | ○ | ○ | 標準価格 |
RMトップ粗面仕上げ | RM・NS | - | ○ | ○ | ○ | 標準価格+200 |
RMサーモ | RMサーモ | - | ○ | ○ | △ | 標準価格+200 |
水性平滑仕上げ | TW | PW-60プライマー | ○ | ○ | × | 標準価格+1,200 |
水性艶消し仕上げ | TW艶消し | PW-60プライマー | ○ | ○ | × | 標準価格+1,400 |
水性粗面仕上げ | TW・NS | PW-60プライマー | ○ | ○ | × | 標準価格+1,400 |
FSトップ仕上げ | FS15 | FSプライマー | ○ | ○ | × | 標準価格+2,000 |
FSトップ仕上げ | FS05 | FSプライマー | ○ | ○ | × | 標準価格+600 |